演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

過疎地域における透析医療の現状と展望

演題番号 : P-4-113

是枝 大輔:1、山中 慎太郎:2、龍田 浩一:2、半羽 慶行:1、重松 隆:1

1:和歌山県立医科大学附属病院 腎臓内科・血液浄化センター、2:新宮市立医療センター 内科

 

【背景】過疎地域の透析医療には、医療問題が山積している。 【方法】日本の中でも過疎地の典型とされる和歌山県新宮市にて、透析患者側から都市部と比較し年齢構成・世帯構成などを、医療者側面から医療スタッフの動向を調査考察する。 【結果】老々介護や高齢独居世帯の高割合など、透析患者の日常的な移動やケアに大きな制限があった。医師不足や、知識と技量を有する腎専門医の絶対的不足や、救急医療の施設数や専門医等の貧弱面が際立っていた。透析医療においては医師のみならず臨床工学技士不足なども認めた。こうした状況から周辺医療機関での透析開始が困難となり、2000年当時16名の当院透析導入数が2009年45名と激増し高齢化し負担が増大した。 【考察・結語】新宮市立医療センターは和歌山県と隣接する奈良、三重両県の神奈川県全域に匹敵する面積の過疎地域をカバーする地域拠点病院である。今後、同院の現状報告とともに過疎地域の透析医療の現状報告と対策を示したい。

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