演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

炭酸ランタンの粉砕化における血清リン濃度管理の確認

演題番号 : P-4-073

蓮井 三智代:1、森下 律子:1、川原 和彦:2、岩藤 広美:2、石原 祐美:2、植村 信久:2、鬼無 信:2、大林 誠一:2

1:キナシ大林病院 薬剤科、2:キナシ大林病院 腎臓内科

 

【目的】血液透析患者において、P・Caの管理は患者の生命予後を考える上で重要である。P吸着薬による治療の幅は拡がったが服用状況の面では多くの問題を抱えている。今回、炭酸ランタンの服用において噛み砕く状況によってP吸着に差が生じたとの報告を受け、炭酸ランタン粉砕によるリン管理改善について検証を行う。【対象】慢性腎不全のために血液透析を受けている22症例、男性13名女性9名平均年齢59.6歳【方法】聞き取り調査と服薬指導を行い、炭酸ランタン粉砕での払い出しを行い粉砕前後での血清P濃度を確認する。【結果】炭酸ランタン粉砕前後の血清P・Ca濃度は粉砕した群・服用方法未変更群ともに濃度は低下したが有意差は認められなかった。【考察】患者の噛み砕く回数にはバラツキが見られたが、10回以上の噛み砕きの厳守および服用意義を説明する事により粉砕した場合との差が減少した為と思われる。またアドヒアランスの向上が今回のP・Ca濃度の改善の要因とも考えられる。

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