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開催回
第56回・2011年・横浜
 

コントロールが困難な二次性副甲状腺機能亢進症に対するシナカルセトの長期的臨床効果

演題番号 : P-4-071

森 雅弘:1、尾形 聡:2、水沼 和之:3、日野 直紀:2、渡辺 浩志:3、辰川 自光:3

1:(医)辰川会山陽腎クリニック 外科、2:(医)辰川会山陽病院 内科、3:(医)辰川会山陽病院 外科

 

【目的】コントロールが困難な二次性副甲状腺機能亢進症に対するシナカルセトの長期的臨床効果の検討【対象】VDの静注療法に抵抗性で、iPTHや血清Caのコントロールが困難な症例を対象とした。開始時症例数23例(男性14例、女性9例)、平均年齢57.6歳、平均透析期間15.9年【方法】原則VDの投与量は変更せずシナカルセト25mg/日より開始し、効果の低い症例では75mg/日まで増量した。開始1年後より血清Ca値、P値によりVDの投与法を適宜変更した。【結果】シナカルセト投与開始30ヵ月までに1例のみPTXを施行した。投与前と比較して、iPTH、血清Ca、Pは改善したが、iPTHはやや不安定であった。骨代謝マーカーの改善もみられた。頚部エコー検査による副甲状腺のサイズは1年後は縮小傾向で、2年後にはやや増大する症例がみられた。【考察】シナカルセトによりiPTH、骨代謝は改善したが、副甲状腺の腫大は継続してiPTHの変化に注意が必要である。

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