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開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析患者の二次性副甲状腺機能亢進症に対しPEIT施行後シナカルセト長期投与を行った2例の経験

演題番号 : P-4-068

横田 欣也:1、香川 純一郎:1、多田羅 潔:1

1:独立行政法人国立病院機構善通寺病院 泌尿器科

 

【症例1】50歳代、女性。逆流性腎症。HXX年6月 PD導入後より著明な関節痛あり。i-PTH: 1910 pg/mL、ALP: 1206 IU/L。副甲状腺2腺の腫大に対し計3回のPEITを施行。i-PTH: 500 pg/mL以下に低下するも再上昇を認めシナカルセト投与を開始。 【症例2】50歳代、女性。CGN。HXX年5月にPD導入。7年後3月 i-PTH: 794 pg/mL と上昇、副甲状腺2腺の腫大に対し同年4月、9月にPEITを施行。その翌年9 月にi-PTH: 250 pg/mLまで低下するも、PD導入から11年後の4月 i-PTH: 1780 pg/mLと再上昇、左下腺の腫大を認め同年4月re-PEIT。その2年後5月 i-PTH: 1480 pg/mLにてシナカルセト投与を開始。 【結果】シナカルセト25mg/日~75mg/日の長期投与を施行。i-PTHは200~400pg/mL程度に低下、投与前に高値を認めたALPも正常化。副作用は軽度の嘔気のみでPPIの投与にて軽快、低Ca血症は認めず。 【結語】シナカルセトはPD患者においても安全に長期投与が可能で、PEITとの併用により二次性副甲状腺機能亢進症の治療において有用な方法であると考える。

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