演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

皮下内に遺残した透析穿刺針の先端部を摘出した2症例

演題番号 : P-4-056

伊藤 禎朗:1、橋本 歩:1、杉原 真耶:1、福間 陽子:1、飛澤 章子:1、嶋 幸子:1、松岡 孝枝:1、日高 明美:1、林 和城:1、若林 清仁:1、堀場 優樹:1、吉田 雅博:1

1:化学療法研究所附属病院 診療技術部門 ME室

 

シャント血管に穿刺時、穿刺外套針を内針で穿破し、皮下内に先端を遺残した2例経験したので報告する。【症例1】血液のバックフローがなく、抵抗を感じたため内針を再挿入した。この操作により皮下内に外套針の先端部が切断され遺残した。触診では確認できず超音波装置で先端部の遺残箇所を確認し、局所麻酔下での異物摘出術を施行した。【症例2】穿刺時、内針を途中まで引き抜き外套針と共に刺入した。この時に内針が外套針を穿破し、皮下内に遺残した。触診で先端部の遺残箇所を確認し、局所麻酔下での異物摘出術を施行した。当センターは開設2年7カ月が経過し、透析穿刺針遺残事故は、0.018%(2/11,000症例)の頻度である。穿刺時に細心の注意を払い、内針再挿入禁止や穿刺針の無理な挿入禁止を徹底するとともに、事故発生時は迅速で適切な対応が重要と思われた。

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