演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血管内に遺残した血栓除去用カテーテル破損部を摘出した一例

演題番号 : P-4-055

山本 脩人:1、小林 聡:1、中島 悠里:1、吉本 航:1、半羽 慶行:1、大矢 昌樹:1、織田 ひかり:1、坂口 俊文:1、美馬 亨:1、根木 茂雄:1、重松 隆:1、児玉 敏宏:2

1:和歌山県立医科大学附属病院 腎臓内科血液浄化センター、2:紀の川クリニック

 

【症例】80歳代女性。20XX年1月近医にて血液透析導入され,バスキュラーアクセスとして右前腕外シャントを使用していた。同年7月外シャントが閉塞したため,3Fr血栓除去用カテーテルを使用し血栓除去が試みられたが,先端が離断しスプリングの部分を含めた約10cmが静脈内に遺残した。透視にて上腕から鎖骨下にかけての右鎖骨下静脈内に異物陰影を認めたため,除去目的に当院紹介され入院となった。透視下に血管内異物除去術を施行したが,術中透視では異物同定困難であり遺残部位を特定できなかった。心臓への異物の迷入を疑い,心臓超音波検査を施行した。三尖弁と肺動脈周囲に高輝度の物質を認め,右心系造影にて同部に異物遺残が確認されたため,スネアカテーテルを使用して異物を回収した。 【結語】血栓除去用カテーテルの先端部が破損して血管内に遺残し,回収に難渋したが,超音波検査が有用であった。

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