演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における内シャントトラブルに対する治療経験

演題番号 : P-4-053

眞田 修:1、尾鍋 隆:1、谷本 新学:1、徳永 真和:1、川口 康夫:1

1:尾鍋外科病院 外科

 

当院での内シャントトラブルに対する治療症例の提示を行う。4症例は肘部での内シャント吻合部に感染を伴う吻合部瘤を生じ破裂寸前となり内シャント閉鎖を行ったが、このうち2例は動脈壁欠損部の修復が困難で末梢からのback flowを確認したうえで上腕動脈の結紮を余儀なくされた。3症例は穿刺部の感染により瘤形成をきたし破裂寸前となり圧迫により出血コントロールを行いながら内シャントの閉鎖を行った。このうち1例はグラフト内シャント閉鎖後に一時的に上腕動脈の直接穿刺にて透析を行っていた症例であるが上腕動脈瘤を形成し感染破裂をきたし出血コントロールが困難で結果的に上腕動脈の結紮を余儀なくされた。上腕動脈の結紮を行った3例は末梢の血行障害をきたすことなく治癒することが可能であった。2症例はグラフト内シャント術後手術創部に感染をきたしグラフトが露出してしまったが全身状態等諸事情により再手術まで期間を要したものの、1例はグラフト露出のまま1年間特に問題なくシャント管理が可能であった。

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