演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析用カテーテル留置により静脈高血圧症を呈したALアミロイドーシスの一例

演題番号 : P-4-048

堀 麻友子:1、白崎 有正:1

1:一宮市立市民病院

 

症例70歳代、男性。20XX年3月、ALアミロイドーシス、末期腎不全で、右内頸静脈カテーテルを留置、血液透析導入された。同年4月6日、左前腕内シャント造設したが術後閉塞した。同年5月6日右前腕内シャント造設時の術中所見で、橈側皮静脈内に広範囲の血栓形成を認め、バルーンカテーテルによる血栓除去後に内シャントを造設した。血栓傾向に対し抗血小板薬、ワーファリン内服を開始し、シャント閉塞は避けられたが、同年6月頃から顔面・右上肢全体の腫脹が出現。シャント造影の結果、右内頸静脈と腕頭静脈合流部から上大静脈にいたる血栓形成を認め、透析カテーテル留置による静脈高血圧症と考えられた。透析カテーテル抜去後も症状は改善せず、血管外科にインターベンション治療を打診中、同年7月9日に右前腕内シャント閉塞が起こり、顔面、右上肢腫脹は自然消失した。透析カテーテル留置に伴う静脈高血圧症は鎖骨下静脈狭窄が一般的で、内頸静脈カテーテル留置に伴う静脈高血圧症の報告は比較的稀であり、考察を加え報告する。

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