演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

浮腫を伴うシャント静脈高血圧に対して一部人工血管移植と末梢静脈結さつにて浮腫の改善を認めた一例

演題番号 : P-4-043

渡辺 達人:1、土師 陽一郎:2、山口 真:1、富野 竜人:2、志水 英明:1、藤田 芳郎:2

1:中部労災病院 腎臓内科、2:中部労災病院 リウマチ・膠原病科

 

【症例】80歳代女性。20XX年9月14日、シャント肢腫脹の増悪と、8月初旬に受傷したシャント肢手背の創傷治癒遅延を認めたため、当院へ紹介された。【入院後経過】シャント肢手背の創については、形成外科に診察依頼し、感染徴候なく、清潔を保ち、創傷治癒を促す処置を受けた。9月15日シャント造影を施行したところ、上腕尺側皮静脈に3ヶ所の狭窄病変を確認し、狭窄部位より末梢へ流れる静脈の分枝を確認した。シャント静脈高血圧がシャント肢腫脹の原因であると判断し、9月24日左上肢内シャント一部人工血管移植術を施行した。【結果】術後シャント肢の腫脹が軽快し、シャント肢手背の創も完全に治癒し、10月30日退院となった。【まとめ】シャント造影では一見シャント肢腫脹の原因となりうるかどうか迷わしい狭窄によると思われたシャント静脈高血圧に対して、狭窄解除目的の一部人工血管移植術を行うことによって、シャント肢腫脹の改善をみることが出来た。

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