演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

シャント人工血管と自己皮静脈の間にfistulaを生じた一例

演題番号 : P-4-042

渡辺 達人:1、土師 陽一郎:2、山口 真:1、富野 竜人:2、志水 英明:1、藤田 芳郎:2

1:中部労災病院 腎臓内科、2:中部労災病院 リウマチ・膠原病科

 

【症例】50歳代男性。当院の通院血液透析患者であり、左前腕に人工血管内シャントがあり、静脈側の狭窄を繰り返しており、最近は1~2ヵ月間隔でシャントPTAを施行していた。20XX年7月・8月とシャントPTAは特に問題なく施行された。10月に再度PTAを施行するために造影を行った。【シャント造影】本来のシャントの静脈側は途絶しており、静脈側の人工血管と、人工血管の直上の皮膚の間に存在する皮静脈とfistulaを形成しており、そこが側副血行路となり、上腕静脈にシャント血流が流入していた。【その後の経過】このfistulaは、比較的緊急の処置が必要と考え、11月2日に左人工血管移植術+fistula静脈の結紮術を施行した。【考察】このfistulaは、穿刺の際に複数の血管を貫通したことで生じたのではないかと考えた。【まとめ】シャント人工血管と自己皮静脈の間にfistulaを生じた珍しい一例を経験したので報告した。

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