演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

AVGに合併した巨大腫瘤摘出とAVGの再建、そして術後の開放創の経過

演題番号 : P-4-038

泉 久美子:1、佐藤 哲彦:2、山本 貴之:1、辻田 誠:1、平光 高久:1、南木 浩二:1、後藤 憲彦:1、渡井 至彦:1、打田 和治:1、稲熊 大城:3、冨永 芳博:1

1:名古屋第二赤十字病院 移植・内分泌外科、2:しまだ中央クリニック、3:名古屋第二赤十字病院 血液浄化療法部・腎臓内科

 

【症例】50歳代女性 原疾患不明の末期腎不全のため20XX年透析導入。以後シャント閉塞が度々あり、シャント造設術5回施行。頻回のPTAを要したものの、現行は右上腕にAVGである。 既往に精神疾患があり、7年後から透析中の自己抜去や、止血時の不穏を繰り返した。この頃からシャントの動脈側が一部瘤状に膨隆してきた。瘤は硬く触れ、上腕動脈の拍動に近接していた。徐々に拡大し、径約10cmになったため、2年後の年4月局所麻酔下にてシャント瘤摘出、シャント造設術を行った。瘤は人工血管周囲を取り巻く巨大な被膜を形成した一部血腫を伴う血清腫様腫瘤であった。創は開放創とした。巨大腫瘤摘出後の開放創は皮膚欠損となるが、軟膏処置により、上皮化が促進され約2週間で治癒した。人工血管抜去後の術後処置の方法として、開放創のまま治癒できることを他の数症例もまじえて報告したい。

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