演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析瘙痒症の実態調査~透析瘙痒症原因因子と痒みの程度の関連~

演題番号 : P-3-323

羽田野 満明:1、鈴木 美子:1、高瀬 幸彦:1、梶間 敏彦:2、渡邉 出:2、竹山 麗:2、志村 貴之:3

1:岐阜中央病院 人工透析センター 看護部、2:岐阜中央病院 透析科、3:岐阜中央病院 医療技術部 臨床工学課

 

【はじめに】透析瘙痒症の原因は様々であり,痒みの度合いによってはQOLを著しく低下させる。今回,透析瘙痒症の実態を知り,適切な看護アプローチを実践することを目的に「痒みに関するアンケート調査」を実施した。透析瘙痒症原因因子と重症度基準の1つである白取のスコアとの関連を検討した。 【方法】対象は回答の得られた維持血液透析患者45名。対象を睡眠障害を伴うとされるスコア3点を境界として2群に分け,透析瘙痒症原因因子とされる透析効率(Kt/V),血清P・Ca,intact-PTHについて比較した。また,年齢・透析歴についても比較した。 【結果】痒みを訴えた割合(1点以上)は75.6%,うち睡眠障害を伴う中等度以上(3点以上)の割合は29.4%であった。痒みを訴えた部位で最も多かったのは背中で46.7%であった。透析瘙痒症原因因子は2群間で有意な差は認めなかった。 【結語】今後,痒みの種類,部位と程度に着目することで,透析室での痒みに対する新たな看護アプローチができると思われた。

前へ戻る