演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者における難治性皮膚瘙痒症に対する各種軟膏の治療効果

演題番号 : P-3-319

浅田 由美子:1、木原 恵美:1、神門 美穂:1、岡田 望見:1、井上 美智:1、大垣 貴代:1、有田 和子:1、前田 勝利:1、小田 弘明:1

1:小田内科クリニック 透析室

 

【目的】透析患者の難治性皮膚瘙痒症に有効な軟膏を比較検討する。 【方法】対象は当院で通院透析中の患者15例。3種類の軟膏(a);レスタミン/メントール/ハッカ/カンフル精、(b);ケラチナミン/レスタミン、(c);プロペト/ヒルドイドソフトをそれぞれ2週間ずつ、瘙痒時、入浴後または入眠前に塗布し、瘙痒感はVASスケールおよび白取スコア、皮膚炎の所見は写真を用いて評価した。 【結果】軟膏(a)は使用後第3透析日よりVAS値が有意に低下し、第5、6透析日において白取値が有意に低下した。軟膏(b)(c)においてもVAS、白取値の有意な低下がみられ、使用中の再上昇は見られなかった。VASスケールと白取スコアは有意に相関した。皮膚乾燥所見改善および瘙破痕消失を認めた。 【考察】塗布時の爽快感を期待した軟膏(a)、抗ヒスタミン作用に主眼をおいた軟膏(b)、保湿効果を狙った軟膏(c)いずれも鎮痒作用が認められた。 【結論】透析患者の難治性皮膚瘙痒症に対し上記軟膏は有用である。

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