演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

慢性疼痛に対するデュロテップMTパッチ導入の事例報告

演題番号 : P-3-311

田中 暢哉:1

1:聖隷浜松病院 腎センター

 

【目的】2010年1月より経皮吸収型持続性疼痛治療剤「デュロテップMTパッチ」(以下パッチ)が、慢性疼痛に適応可能となった。今回、A病院で初めて透析患者にパッチを導入したので報告する。 【方法】:対象期間は2010年5月19日~2010年11月30日。調査は2010年11月16日~2010年11月30日。数値的評価スケール(以下NRS)を用いて実態調査を行った。 【事例】A病院に通院中の透析歴約30年の維持血液透析患者A氏。 【結果】「フェンタニル点滴」、「パッチのみ」、「パッチ+フェンタニル点滴」はNRS「8~10」。疼痛部位の移行速度が速くなったと自覚があった。薬剤の増量や追加後1、2回は、掻痒感が出現し、NRS「6~8」。透析中に会話やマッサージをするとNRS「7~10」。しかし、会話やマッサージ終わるとすぐに疼痛増強していた。経口鎮痛薬の併用は胃腸障害により胃痛増強の原因となった。 【考察】パッチ導入後も慢性疼痛に対しての顕著な効果が得られなかった。経口以外の鎮痛薬の併用を医師と相談することと、その他の看護援助の考慮が必要である。

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