演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

低フェリチン患者に対する鉄剤投与後のGNRIの変動

演題番号 : P-3-263

原澤 健:1、川端下 好宏:2、大石 裕子:2、渡辺 光治:2、大木 一成:2、鈴木 光一:2、久保田 裕:2、岡上 準:2、松尾 康滋:2

1:前橋赤十字病院 薬剤部、2:前橋赤十字病院 血液浄化センター

 

【目的】当院外来透析患者の10月の平均Hb値は11.25g/d±0.87であるが、平均フェリチン値は78.9 ng/ml、フェリチン50ng/ml未満は52%(25ng/ml以下は35%)と多かった。フェリチンが低値な患者に、静注鉄を投与した後のGNRIの推移を検証した。 【方法】10月にフェリチン値が25ng/ml以下である患者さん25名に一律に静注鉄を投与し、その後のHb値・GNRIの変動について調査した。なお、鉄剤は週1回13回投与でHb値13g/d以上になった時点で、中止またはESA製剤の減量をおこなった。 【結果】10月と12月を比較したところGNRI(P<0.05)、Hb値(P<0.01)ともに有意差をもって上昇した。10月に13名がGNRI≧92であったが、12月には16名と有意差は認められなかった(P=0.57)が、上昇していた。 【考察】鉄剤投与に慎重なスタッフもいるが、フェリチンが極めて低値な患者には、ESA製剤投与のみでHb値をコントロールするのでなく、適切に鉄剤を投与することによりHb値、GNRIの改善が示唆された。

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