演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

身体組成分析は患者の栄養評価に有用である

演題番号 : P-3-259

小河 ひろみ:1、柴田 昌典:1、太田 匡宣:1、青木 隆成:1、多和田 英夫:1

1:(医)光寿会リハビリテーション病院

 

【緒言】身体組成分析が透析現場に導入され、医療管理上の重要な情報を提供する手技として普及しつつある。同方法の透析患者の栄養評価への応用につき検討した。 【方法】透析患者94名(男44名、女50名、年齢71±59歳、透析歴59±59か月)につき栄養評価の一つgeriatric nutritional risk index(GNRI)とMLT-50による身体組成分析によって得られる諸指標、血清CRP値との相関につき検討した。 【結果・考察】GNRIと総体水分量、細胞内液量、筋肉量、体脂肪率とは正の相関を示した(p=0.018, p<10-10, p=0.011, p<10-8)。逆に細胞外液量、浮腫率とは強い負の相関を示した(p<10-5,p<10-7)。またGNRIと血清CRP値には強い負の相関があった(p<10-5)。以上の結果から身体組成分析により得られる指標が、透析患者の栄養評価と組織炎症の有無、程度などの推定にも有用であることを述べる。

前へ戻る