演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

中空糸充填率を抑えたV型ダイアライザAPS-EA(EA)の臨床評価

演題番号 : P-3-234

五十嵐 一生:1、佐野 直人:1、阿部 浩一:1、河崎 雅暢:2、芝本 隆:3

1:すがも腎クリニック 臨床工学部、2:すがも腎クリニック 腎臓内科、3:秀和綜合病院 臨床工学部

 

【目的】充填率を抑えたV型ダイアライザEA(旭化成クラレ)が開発された。そこで透析液流動状態を実験的に、溶質除去能と栄養状態を臨床的に評価した。 【方法】1、基礎評価:透析液流動状態を電導度法と色素法から評価した。2、臨床評価:透析患者6名を対象に1)短期:小分子物質、低分子蛋白の除去率、除去量、クリアランス(CL)、Alb漏出量。2)長期:β2-MG、レプチン、筋肉量、アルドラーゼ、%CGR、nPCRの推移。膜面積は1.8m2。FX-S180(FXS)を対照とした。 【結果】1:電導度ではEAがピークの低い山形波形を示し、色素実験ではEAで内束部への均一な染色を認めた。2-1):UN、Cr、UA、iP、PRLのCLはEAで高値を示した。Alb漏出量はEAが低かった。2-2):EA使用2ヶ月のβ2-MGに差はなく、レプチンは低下した。 【結語】EAは透析液の流れが均一なモジュールである。使用2ヶ月でレプチンが減少したことにより栄養状態の改善が考えられた。

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