演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

長期入院透析患者へのカーボスターの効果

演題番号 : P-3-183

山中 健司:1、大木 美幸:1、甲斐 敦子:1、小川 昌史:1、星子 清貴:1、川西 秀樹:2、土谷 晋一郎:2

1:(医)あかね会土谷総合病院 診療技術部、2:(医)あかね会土谷総合病院 人工臓器部

 

 【緒言】  カーボスターに関して酢酸含有透析液との比較で様々な報告がされてきた。当院でも2010年11月よりキンダリー2E(K)よりカーボスターP(C)に変更し比較検討したので報告する。 【対象及び方法】  当院の慢性維持透析患者 25名 に対し、カーボスター変更前(K)、変更後(C)で以下を測定し比較検討した。 1 透析前後のHCO3濃度 2 透析開始前、透析中、終了後の血圧 3 透析前後のイオン化Ca濃度(Ca2+)と全Ca濃度(Ca) 【結果】 1 透析前後のHCO3はKがCに比べ有意に上昇した。 2 血圧に関してKとCに有意差は認められなかった。 3 Ca2+はKが透析前後で有意な上昇に対し、CはCa2+が1.2未満の群では透析前後で有意な上昇、1.2以上の群では有意な下降が認められた。Caはキンダリー群とカーボスター群の間に有意差は認められなかった。 【まとめ】 1 HCO3は同濃度で評価するべきである。 2 透析中の血圧下降は技術により防げる。 3 骨への影響は同等である。

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