演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

カーボスターの装置内析出物について

演題番号 : P-3-179

伊井 友昭:1、内田 美枝:1、五十嵐 久和:1、坂本 裕美:1、天木 啓孝:1

1:名古屋記念病院 臨床工学部

 

 【目的】昨年、浸漬試験で味の素製薬社製カーボスターは扶桑薬品工業社製キンダリーAF2号より析出量が多いと発表した。そこで透析装置内のシリコンチューブで追跡調査を行った。 【方法】日機装社製個人用透析装置DBB-72にてAF2号とカーボスターで、それぞれ10・20・30時間透析液を循環させ、RO水と透析液のラインからシリコンチューブを採取し、内部観察と重量変化率の比較を行った。 【結果】重量変化率では、RO水ラインは30時間で両液とも0.01%の減少を示し、その差は0.001%であった。透析液ラインは両液の差が10時間で0.02%、20時間で0.08%、30時間で0.16%と広がり、カーボスターの方が重量増加が大きかった。 【考察】透析装置でも、カーボスターは析出物が多いと考えられる。今回、複数部位からのチューブの採取も試み、配管部位により析出物の付着に差を認めた。短時間でも付着する為、酸洗浄は毎日行うべきと考え、当院はアムテック社製酸系熱湯消毒用洗浄剤Citrix-50Hで毎日洗浄している。 【結論】カーボスターは酸洗浄の回数や濃度の考慮が必要である。

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