演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

多人数用透析液供給装置における無酢酸透析液導入の短期使用経験

演題番号 : P-3-177

児玉 博俊:1、藤ノ木 章浩:1、林 千澄:1、村田 紀美子:1、奥山 理恵:1、長倉 和彦:1、井上 達夫:1、辻 明:2、石関 香織:2

1:(医)上福岡総合病院 透析室、2:防衛医科大学校病院 輸血・血液浄化療法部

 

【目的】多人数用透析液供給装置で酢酸含有透析液(キンダリー3E)から無酢酸透析液(カーボスターP)に変更した。そこで、変更前後2ヶ月間の臨床効果を比較検討した。 【方法】対象は当院の血液透析患者18名で、透析効率(BUN、Cr、Kt/V)、Ca、イオン化Ca、栄養状態(TP、Alb、nPCR)、凝固能(PT、APTT、ACT)、貧血指標(Hb、Ht)、血液ガス(pH、HCO3-、BE)、収縮期・拡張期血圧を比較した。 【結果】カーボスター導入後にPH、HCO3-、BE、Ca、イオン化Ca、Alb、nPCR、Htは著明に改善し、ACTは延長した。短期の観察では透析効率、血圧の変化は認めなかった。 【結論】カーボスターに変更したことで、アシドーシスの補正及び栄養状態、貧血の有意な改善を認めた。ACT延長は今後のヘパリン使用量の減少に繋がる可能性が示唆された。

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