演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

酢酸フリー透析剤(カーボスター)使用による臨床効果

演題番号 : P-3-172

楠 礼次:1、岡田 和恵:1、福島 博之:1、山本 将太:1、平井 芳弘:1、木村 吉男:1

1:(医)木村内科医院 透析室

 

【背景】当院では、酢酸フリー透析剤カーボスターを個人機のみ使用していたが、昨年4月よりセントラル方式にて使用を開始した。今回酢酸フリー透析剤カーボスターの臨床効果を検討した。【対象及び方法】当院維持透析患者14名。男性8名、女性6名。DM9名、非DM5名。平均年齢65.2歳。平均透析歴8.8年。使用透析剤をAK-ソリタDLより酢酸フリー透析剤カーボスターへ変更。透析剤変更前後のHCO3、Ca×P、ペントシジン、IMT(頚動脈内膜中膜厚)等を比較検討した。【結果】ペントシジンは透析剤変更前に比べDM、非DMともに有意に減少した。HCO3は前値18.7±1.7から20.2±1.2へ上昇した。IMT(頚動脈内膜中膜厚)に関しては不変で増大傾向はなかった。【考察】今回まだ半年という短期間であるが、酢酸フリー透析剤を使用した事により酸化ストレスが軽減しペントシジンが低下したものと推察できる。懸念された石灰化は見られておらず、今後も引き続き経過観察をおこなっていきたいと思う。

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