演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

糖尿病性腎症透析患者の起立性低血圧に対する無酢酸透析液の影響について

演題番号 : P-3-170

中尾 学:1、萩原 みさを:1、鈴木 縁:1、竹野 直秀:1

1:東和病院 透析室

 

【目的】 はじめに、糖尿病性腎症の患者は自律神経障害・動脈硬化などにより起立性低血圧をきたしやすい。さらに透析液に含まれる酢酸は血管拡張作用を有することが知られており、起立性低血圧を悪化させている可能性がある。そこで糖尿病性腎症透析患者で、起立性低血圧を呈する患者を対象に無酢酸透析液を用いたときの血圧変化を比較検討してみた。 【方法】 酢酸を含むハイソルブF使用期間とカーボスターLへ透析液を変更した期間約3カ月間で透析後の座位時血圧、立位血圧、透析中の処置回数、ドライウェイトの変化、患者アンケートによるQOL変化を比較検討した。尚、両透析液のNa濃度に差はなかった。 【結果】 今回、短期間による比較だったため、起立性低血圧に関する変動は大きく見られなかったが透析中の処置回数の減少、アンケートによるQOL改善はみられた。 【まとめ】 さらに長期間の使用により患者QOL、透析後の血圧変動が変わってくるかの比較検討は必要だと思われた。

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