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開催回
第56回・2011年・横浜
 

低回転系骨に対する無酢酸透析液カーボスターP(CP)の可能性の検討~低intact-PTH症例(i-PTH<60pg/ml)への応用(第2報)

演題番号 : P-3-169

猪又 扶美:1、内野 順司:1、正井 基之:1、吉田 豊彦:1

1:みはま病院

 

【背景と目的】低intact-PTH症例に無酢酸透析液を使用するとi-PTHが上昇する症例が存在することを本学会で報告した。同症例においてその後のi-PTHの変化を検討したので報告する。 【対象】キンダリーAF2P(KP)使用中の維持透析患者280名中,KP使用中の過去一年間i-PTH<60pg/mlであった 30名,年齢66.3±12.4歳,透析年数10.6±8.3。 【方法】CP導入前後のi-PTHを比較した。統計解析はWilcoxon 符号付順位和検定 を用い有意確率p<0.05とした。 【結果】 KP で中央値24.5(MIN6,MAX58)pg/ml,CP導入7ヵ月後55.5(12,202)へ有意に上昇し,16ヶ月後69(25,267)とさらに上昇した。 【考察】低Ca透析液使用時のi-PTH上昇は,透析前Caが低下するとの報告がある。しかしCP使用時のi-PTH上昇は,透析前Ca低下を認めず,低Ca透析液使用時とは異なるメカニズムの可能性がある。 【結論】対象のi-PTHはCP使用後で有意に上昇した。CPは低回転系骨を改善する可能性がある。

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