演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液カーボスターP(CP)の骨代謝に対する影響の検討

演題番号 : P-3-168

猪又 扶美:1、内野 順司:1、坂井 健彦:1、正井 基之:1、吉田 豊彦:1

1:みはま病院

 

【背景と目的】CPが骨代謝の改善に可能性があるとの報告がある。そこでCP導入前後のintact-PTH、Caを検討する。 【対象】維持透析患者298名。年齢66.5±11.7歳、透析年数9.4±8.1。 【方法】対象をキンダリーAF2P(KP)使用中過去一年のi-PTHより、低値群(i-PTH<60pg/ml)、正常群(i-PTH60~180pg/ml)、高値群(i-PTH>180pg/ml)に分類。CP導入前後のi-PTH、Caを比較した。統計解析はWilcoxonの符号付順位和検定を用いp<0.05を有意とした。 【結果】i-PTHはKP使用で低値群中央値24.5(MIN6,MAX58)pg/ml、正常群102(61,180)、高値群238.5(155,793)であったが、CP導入16ヵ月後低値群69(25,267)、正常群203.5(48,410)、高値群257(93,445)となり、低値、高値群が正常群に近づく傾向となった。透析前CaはKP使用で正常群が低値、高値群に比し低値を認め、CP導入後高値群の透析前・後Caがほぼ同値となった。 【結論】CP導入後、低値、高値群のi-PTHは正常群に近づく傾向となった。CPが骨代謝を是正する可能性が示唆された。

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