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開催回
第56回・2011年・横浜
 

濃厚流動食品の経腸栄養により、高度の代謝性アルカローシスと高カリウム血症を呈した維持血液透析患者の2例

演題番号 : P-3-125

山口 諭:1、宮内 英征:1、普天間 新生:1、依馬 弘忠:2、草野 仁:3、天野 泉:3

1:天野記念クリニック、2:愛知県済生会病院、3:名古屋バスキュラーアクセス天野記念診療所

 

【症例1】80歳代女性.慢性糸球体腎炎による慢性腎不全のため20XX年7月9日血液透析を導入した.7年後年7月2日胃瘻造設.自身で経腸栄養接続チューブを外してしまうため濃厚流動食品の経腸栄養を開始した.その後K6.56mEq/l、HCO348.0mmol/l .液体栄養機能食品へ変更しアルカローシスと高カリウム血症は改善した. 【症例2】60歳代男性.糖尿病性腎症による慢性腎不全のため血液透析導入.左視床出血を罹患後、右片麻痺と嚥下障害をきたした.20XX年12月12日胃瘻造設.繰り返す誤嚥のため、12月24日濃厚流動食品の経腸栄養を開始した.その後K6.52mEq/l、HCO341.8mmol/l .液体栄養機能食品へ変更しアルカローシスと高カリウム血症は改善した. 【まとめ】維持血液透析患者2例において経腸栄養剤により代謝性アルカローシスと高カリウム血症を来たした.維持血液透析患者において経腸栄養剤の選択する際には注意を要する.

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