演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析中の必須アミノ酸投与によるアミノ酸分画への影響(第一報)

演題番号 : P-3-118

花房 規男:1、根岸 康介:1、虎戸 寿浩:1、山本 裕子:1、渡邊 恭通:1、土井 研人:1、野入 英世:1、藤田 敏郎:1

1:東京大学医学部附属病院 血液浄化療法部

 

【背景】低栄養は,透析患者でその頻度が増加しており,予後との関連も示されている.透析中高カロリー輸液は,経口摂取が不十分で低栄養を認める場合には,考慮されるべき手段である.一方,IDPNで投与した物質のうち,アミノ酸・ブドウ糖も透析中に除去される可能性がある. 【目的】IDPNで投与したアミノ酸の血液透析中の動態について検討を行った. 【方法】当院で血液透析を行い,必須アミノ酸製剤を使用し,IDPNを行った患者で,透析前後の血漿アミノ酸分画,透析液をC-SEMで収集し,それぞれのアミノ酸分画を検討した.IDPNとして投与したアミノ酸量・分画との比較を行った. 【結果】必須アミノ酸の投与で,透析後には,必須アミノ酸分画の増加がみられた.一部アミノ酸では,投与量よりも多くのアミノ酸が除去されており,体内での異化に由来するものと考えられた. 【結論】必須アミノ酸の透析中投与は,少なくとも透析後のアミノ酸分画を改善する可能性がある.

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