演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

高齢透析患者における栄養輸液の有効性の検討

演題番号 : P-3-116

安部 淳:1、山本 優:1、野々山 智之:1、長尾 尋智:2、高田 幹彦:3

1:メディカルサテライト知多、2:メディカルサテライト岩倉、3:岩倉病院 外科

 

【目的】栄養評価の指標としてGNRIの算出や身体組成分析を用い、栄養障害の評価を試みた。高齢で低栄養状態にある患者に透析中の栄養輸液を実施し各種指標の変化を検討したので報告する。 【方法】透析中に栄養輸液を実施後3カ月以上経過した高齢長期透析、高度CRP上昇、低ALB血症のある患者6名(平均85.7±10.1歳)を評価した。栄養指標としてGNRI、PNI、nPCR、体脂肪率(%FAT)、細胞内液量(ICW)、クレアチニン産生速度を用いた。また症例においてERIとの関連性を検討した。 【結論】栄養輸液開始前後で6名中4名にnPCRの上昇が観察されたが体脂肪率上昇は2名、GNRI改善は1名であった。外科領域の術前の栄養状態評価に用いられている栄養学的予後指数(PNI)はGNRIと相関(r=0.734904)がみられた。 【結論】高齢化は栄養摂取不良の進行と脂肪組織の分解、体蛋白の減少、免疫能の低下、創傷治癒の遅延、臓器障害等が惹起されることが知られている。高齢透析患者の栄養評価と対策が重要と考えられる。

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