演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析糖尿病患者の血糖指標の評価

演題番号 : P-3-101

石黒 千鶴:1

1:(医)松和会 望星西新宿診療所 腎臓

 

【目的】糖尿病透析患者ではHbA1cは貧血やEPO製剤の使用により赤血球寿命が短縮し、血糖状態に比し低値を示すと報告されている。一方、それらの影響を受けないGAはHbA1cよりも優れているとの報告がありアルブミン代謝が影響すると考えうる。そこでGAに影響を与える因子について検討を行ったので報告する。【方法】通院中の糖尿病透析患者27名について血糖、HbA1c、GA、Alb、ChE、Hbの検査データについて評価検討を行った。【結果】糖尿病透析患者のHbA1cは非糖尿病透析患者に比べ約30%低値を示した。GAはHbA1cよりも糖尿病透析患者の血糖指標としては優れていると考えられたが、低Alb、低ChEの患者で異常高値を示した。Alb、ChEとGA の関係を検討した結果、Alb<2.5g/dl 、ChE<100U/LにおいてGAは高値を示し注意が必要と考えられた。【結論】糖尿病透析患者の血糖指標としてはHbA1cよりもGAが優れていると考えられたが、糖尿病透析患者の血糖状態は不安定で1つの血糖指標、血糖値から血糖状態を判断することは難しくより総合的な判断が必要と考えられた。

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