演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

持続血糖測定装置を用いた透析患者糖代謝の検討

演題番号 : P-3-099

細谷 幸司:1、鷲田 直輝:1、田蒔 昌憲:1、小松 素明:1、森本 耕吉:1、井上 秀二:1、水口 斎:1、脇野 修:1、林 晃一:1、伊藤 裕:1

1:慶應義塾大学医学部 内科腎臓内分泌代謝科

 

【背景】血糖はその日内変動が有害な可能性があり、一方腎不全患者での日内血糖推移の検討は十分でなかった。【目的】末期腎不全者血糖及び透析の血糖推移への影響を調べる。【方法】非糖尿病腎症者の透析導入直前及び透析導入1カ月後の糖代謝をOGTT及び持続血糖測定装置(CGMs;continuous glucose monitoring system)にて評価。【結果、考察】透析導入直前ではHbA1cやグリコアルブミンは良好だが血糖平均値は高く標準偏差も大きかった。OGTTよりインスリン分泌は保たれ抵抗性が増加していた。透析導入後、血液透析では血糖平均値は導入前より低下するが標準偏差は大きくなった。透析後の低血糖、透析後食事の後のリバウンド高血糖や夜間睡眠中の無症候性低血糖に起因していた。腹膜透析では血糖平均値ならびに標準偏差は導入前より低下する傾向にあり低血糖は認めなかった。【結論】末期腎不全では血糖変動に、血液透析ではさらに低血糖に注意を要し、腹膜透析では血糖推移は安定する。

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