演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

糖尿病血液透析患者の内因性インスリン分泌能の検討

演題番号 : P-3-089

権藤 麻子:1、松本 博:1、岡田 知也:1、長岡 由女:1、和田 憲和:1、林 亜美:1、江崎 真我:1、宮岡 良卓:1、中尾 俊之:1

1:東京医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】血液透析(HD)患者の内因性インスリン分泌能(EISF)をHD中に行う簡便な検査法で評価し, 糖代謝病態との関連を検討した. 【方法】HD施行中の昼または夕食前の空腹時に50%ブドウ糖20mlを透析回路より1分間かけて静注負荷し, 負荷前, 5分後で血清IRIを測定, 5分-負荷前値の較差(δIRI)にてEISFを評価した.  【対象】HD導入期2型糖尿病患者77名.  【結果】負荷後の平均濃度増加は5´δIRI 7.96±8.54 μU/mlで, HD時の血糖, HbA1cおよびGAと負の相関関係を認めた(r= -0.473, p= 0.0001; r= -0.253, p= 0.027; r= -0.274, p= 0.016). インスリン治療者は5´δIRI 5.11±5.09μU/ml, インスリン非治療者は5´δIRI 9.77±9.78 μU/mlであり, インスリン治療者で低値であった(p= 0.038).  【結論】EISFはインスリン治療者で低下しており, 血糖および血糖コントロール指標との関連を認めた.

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