演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析(HD)患者にGLP-1アナログ製剤(GLP-1製剤)を導入した経験

演題番号 : P-3-087

寺井 明日香:1、春口 誠治:2、米村 栄:2、門脇 真美香:2、東 文子:1

1:千鳥橋病院 腎臓内科、2:千鳥橋病院 代謝科

 

【目的】HD患者にGLP-1製剤を導入し、安全性や利益を検討。 【対象・方法】当院HD2型糖尿病患者でinsulin使用者中、1日合計insulin量20単位程度13名。同意を得て、glucagon負荷試験施行。ΔC-peptide1.0ng/ml以上をGLP-1製剤へ変更。ΔC-peptide1.0ng/ml未満でも、入院下での導入を条件に変更。外来で8名、入院で2名が同意。【結果】ΔC-peptide1.0ng/ml以上10名の64.3±9.58歳。使用insulinは短時間作用型3人、短時間と長時間作用型2人、混合型2人、長時間作用型4人、合計単位数は4~22単位。前ΔC-peptide :1.7±0.88ng/ml、前HbA1c:6.29±0.53%、後3ヶ月HbA1c:6.01±0.74%、DW変化:-1.02±1.24Kg、一人を除き減少。副作用あり7名、全て消化器症状、製剤を低量のままとし症状は消失。全ての症例で血糖コントロールは良好。著しく血糖良好、低血糖の心配なし、注射回数減少など、導入の利益は大きかった。【考察】HD患者でもGLP-1製剤は有効かつ安全に使用できた。副作用出現率が多く、導入期は注意が必要である。

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