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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者における冠動脈石灰化増悪因子の検討

演題番号 : P-3-063

谷 恵理奈:1、榎本 勉:1、赤澤 正義:1、藤元 圭一:1、木村 建彦:1、西内 健:1、土田 健司:1、水口 潤:1、川島 周:1

1:(医)川島会 川島病院 放射線室

 

【目的】 血液透析(HD)患者における冠動脈石灰化の増悪因子について検討する。 【対象と方法】 対象は当院にて冠動脈CTを施行したHD施行中の患者150例(平均年齢66歳、男性112例、平均透析歴63ヶ月、糖尿病(DM)81例)。 冠動脈石灰化指数(CACS)により3群(0, 1~399, 400<)に分けて、年齢、透析歴、DMの有無、Ca、P、iPTH、透析前血圧、透析間体重増加量、降圧薬などとの関連について検討した。 【結果】 全例でのCACSは平均値1309と強い石灰化を認めた。 石灰化が有意に強かったのは高齢者で、非DM例ではCa値が高値の例であった。HD歴10年以上の群ではiPTHが高い例と降圧剤内服例で石灰化が高かった。(p<0.05) CACS値0の例は10例であったが、DM、Ca値など諸因子に関して一定の傾向は認められなかった。 腹部大動脈石灰化とCACSには正の相関がみられた。(p<0.0001) 【考察】 加齢、透析歴、Ca値などが冠動脈石灰化に影響を与える因子であるが、他の増悪因子の存在についても検討が必要である。

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