演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血清プロカルシトニン値と動脈硬化の関連の検討

演題番号 : P-3-062

丸山 達也:1、菅野 義彦:3、吉田 理:3、吉沢 守:4、山下 賀正:5、脇野 修:2、香野 日高:3、中川 健:3、林 晃一:2、林 松彦:3、佐藤 裕史:1、伊藤 裕:2

1:慶應義塾大学医学部 クリニカルリサーチセンター、2:慶應義塾大学医学部 内科腎臓内分泌代謝科、3:慶應義塾大学医学部 中央透析室、4:吉沢医院、5:代々木山下医院

 

【背景】透析患者において、細菌感染急性期に増加する血清プロカルシトニン値(PCT)の変化や動脈硬化との関連については明らかになっていない。【目的】透析患者におけるPCTと、動脈硬化関連因子との相関を検討する。【方法】20歳以上75歳未満、透析歴5年以上、文書による本人の同意を得た患者を対象とし、慢性の炎症が亢進している可能性があるかまたは免疫抑制剤を内服中の患者は除外した。透析経過他臨床情報、PCT、脂質代謝、糖代謝、炎症、酸化ストレス、栄養状態に関する血液データ、単純X線写真による動脈石灰化率を収集し、PCTとの相関を検討した。【結果】 PCTはWBC、CRP、ヘマトクリットと有意な相関を示した。CRPが相関を示す項目はPCTとは同一ではなかった。MDA-DLDは血小板数、フェリチンと有意に相関した。【まとめ】PCTが慢性炎症に関係し、動脈硬化に関与している可能性が示唆された。

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