演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

男性血液透析患者におけるアルカリフォスファターゼと血管石灰化の関連の検討

演題番号 : P-3-060

坪庭 直樹:1、奥野 仙二:1、山川 健次郎:1、大村 崇:1、安達 かおり:1、庄司 繁市:1、山川 智之:1、石村 栄治:2、西沢 良記:3、稲葉 雅章:3

1:白鷺病院 内科、2:大阪市立大学大学院 医学研究科腎臓病態内科学、3:大阪市立大学大学院 医学研究科代謝内分泌病態内科学

 

【目的】血液透析患者におけるアルカリフォスファターゼ(ALP)と血管石灰化(VC)の関連を検討する。 【方法】男性の維持血液透析患者(n=167)を対象とした。ALP、骨型ALP(BAP)および他の骨代謝マーカー(PINP、CTX)を測定し、両手の単純XPにおけるVCの有無との関連を検討した。 【結果】VC(+)群は、VC(-)群に比較して、糖尿病の頻度が高率で、intact PTHは低値であった。ALPには、この2群間に差を認めなかったが、BAPはVC(+)群において有意に高値であった。ALPおよびBAPは、年齢、透析期間、糖尿病、intact PTHと独立してVCに関連する有意な因子であった。PINPもしくはCTXを説明変数として加えても、BAPは有意のままであったが、ALPは有意ではなかった。 【結論】男性血液透析患者において、ALPやBAPは血管石灰化と関連しているものと考えられた。さらに、BAPはALPよりもその関連が強い可能性が示唆された。

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