演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

Genomic biomarkerを用いたCKD患者の心血管リスク評価の試み

演題番号 : P-3-059

吉川 和寛:1、安部 秀斉:1、冨永 辰也:1、岸 誠司:1、近藤 直樹:1、松浦 元一:1、長井 幸二郎:1、土井 俊夫:1、中村 雅将:2、土田 健司:2、水口 潤:2、川島 周:2

1:徳島大学大学院 腎臓内科学分野、2:川島病院

 

【目的】血管石灰化抑制因子の代表格にMGPがあり、プロモーター領域やコード領域に存在するSNPsが転写制御レベルで影響を及ぼしている。今回CKD 5D患者のMGP SNPsを解析、血管石灰化や心血管イベントとの関係を検討した。 【方法】同意者150名の全血からgenomic DNAを抽出、PCR法で特定領域を増幅。DNA sequencerで塩基配列を決定しSNPs頻度を解析。更にMDCTによるaortic calcium volume scoreを経年観察し、SNPsやイベントとの関連性を検討。一部にELISAで血清MGP値を測定、各種関係を検定・検討した。 【結果】新規genomic biomarkerとして、CKD患者でMGP遺伝子のSNPsを同定する方法を確立した。 【考察】血清MGP値は様々な要因によって変動する。この実測値とSNPs自体のいずれが重要であるかに一定の見解はないが、SNPsは血管石灰化率やイベントに影響を与えている。Genomic biomarkerを用いたハイスループットなリスク予測が有用と考える。

前へ戻る