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開催回
第56回・2011年・横浜
 

長期間のビスホスホネート製剤使用後に骨生検を施行し得た血液透析患者の一例

演題番号 : P-3-058

足利 栄仁:1、矢尾 淳:1、中村 真理:1、兼本 恵子:1、宇田 晋:1、伊藤 明美:2、永井 哲士:3、永井 志保:3

1:関東労災病院 腎臓内科、2:伊藤骨形態計測研究所、3:永井医院

 

【症例】60歳代男性。慢性腎炎による慢性腎不全で26年前に血液透析導入となり、近医で維持透析施行中であった。二次性副甲状腺機能亢進症に対しシナカルセト50mg/日およびマキサカルシトール2.5μg/週を投与されていた。また4年前より破壊性脊椎関節症のため当院整形外科に通院していたが同時期よりアレンドロン酸ナトリウム水和物錠5mgを連日内服していた。平成22年春、破壊性脊椎関節症の加療目的で当院に入院。腰椎後方除圧固定術を施行され、その際に採取した腰椎椎骨組織を用い組織学的検査および骨形態計測を施行した。骨量は高値、類骨幅O.Th<12.5μm、類骨量(骨量)OV/BV<10%であり骨軟化症は認めなかった。一方、吸収窩深長の深い吸収腔とサイズの大きな多核破骨細胞が多く認められた。骨形態計測結果から軽度変化型が疑われた。【まとめ】長期間のビスホスホネート製剤使用後に骨生検を施行し得た血液透析患者の一例を経験した。

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