演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

RNA干渉による二次性副甲状腺機能亢進症治療法の開発

演題番号 : P-3-050

金井 厳太:1、角田 隆俊:1、澤田 佳一郎:1、深川 雅史:1

1:東海大学医学部 腎・代謝内科

 

二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)における副甲状腺の過形成変化は機能性受容体の減少によって治療抵抗性をもたらす。このような組織への新たな試みとして、これまでに副甲状腺への遺伝子導入により機能性蛋白の調整が可能であることが明らかにされた。さらに尿毒症下にはmRNAの蓄積があるため、RNA干渉によってより特異的な蛋白制御が可能となると考えられる。 【方法】5/6腎摘ラットに高リン食を与えSHPTモデルを作成した。全身麻酔下に手術を行い副甲状腺へ直視下に31G針を用いてラットanti-PTH mRNAを投与した後にELISA法にてラット血清PTH濃度を計測した。 【結果】2種類の異なるコンストラクトのanti-PTH mRNA1,2群(n=3,6)および対照群(n=2)でのモデル動物における試薬投与後の血清PTH濃度の平均値は458±262 pg/mlであり投与前値に比してそれぞれ約82,70,116 %を示した。全身投与は無効であった。 【結論】過形成副甲状腺へのanti-PTH mRNA直接投与は全身のPTH抑制効果を与える可能性が示唆された。

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