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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析液Ca濃度3.0mEq/LにおけるCKD-MBD管理の限界

演題番号 : P-3-048

越智 誠:1、橋詰 淳司:1

1:市立三次中央病院 外科

 

【はじめに】血清P, Ca値をJSDTガイドラインの管理目標内に維持し、VitD投与率の向上を目指して管理した。【方法】2HPTに対して、骨代謝マーカーのTRAP-5b, BAPを参考にiPTH180超からマキサカルシトール(OCT)の投与を行い、管理困難な場合はシナカルセト塩酸塩(REG)を使用した。P, Ca, iPTHがいずれも目標内であればアルファカルシドール(ALF)を投与した。当院維持透析患者の2010年1月(n=56)と2011年1月(n=59)のデータを比較した。【結果】2010年1月はOCT8例、REG9例(併用4例)、2011年1月はOCT17例、REG10例(併用5例)に投与され、iPTH180超はそれぞれ25%と22%であった。ALFは20例と15例に投与されており、VitDの投与率はそれぞれ50%と54.2%であった。しかし、P, Caの目標達成率は69.6%から37.3%に減少した。P吸着薬使用例におけるCaCO3の割合は53.7%から11.4%に減少したが、主な原因は高Ca血症の増加であった。【まとめ】透析液Ca濃度3.0mEq/L 下で、P, Caを管理しつつVitDの投与率を向上させることはできなかった。低Ca透析液への変更と、REGの早期の使用を検討している。

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