演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

両側腕頭静脈狭窄症に対し経皮的血管形成術が奏功した一例

演題番号 : P-3-031

高崎 智也:1、樋口 輝美:2、水野 真理:2、上田 寛朗:1、北村 卓也:3、志村 暁人:3、北井 真希:4、大川 恵里奈:2、山崎 俊男:2、藤ノ木 萌:1、會所 拓斗:1、大畑 響之:3

1:敬愛病院 臨床工学科、2:敬愛病院 腎臓内科、3:敬愛病院 放射線科、4:日本大学医学部付属板橋病院 腎臓内分泌内科

 

症例は60歳代男性。糖尿病性腎症による慢性腎不全で20XX年3月より血液透析を導入され、他院にて維持透析を受けていた。その後左上肢の浮腫が出現し、静脈高血圧症の診断にて内シャント閉鎖術を施行され、右前腕に内シャントを作製された。その後、高度の顔面浮腫と右上肢の腫脹が出現し、5年後3月当院紹介となる。右シャント肢による静脈高血圧症を疑い血管造影を施行し、右腕頭静脈に約30mmの90-99%狭窄を認め、バルーン拡張術とステント留置術による経皮的血管形成術(PTA)を施行した。また顔面浮腫の原因として左中心静脈狭窄症も考慮し、血管造影を施行した所、左腕頭静脈にも約50mmの99%狭窄を認めPTAを施行した。その後臨床症状としての顔面浮腫、上肢の浮腫は改善した。これまでに両側腕頭静脈狭窄に対するPTAの報告はなく、また臨床的に有用な治療であると考えられた。

前へ戻る