演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

ダブルルーメンカテーテル(DLC)の下流側圧力が再循環率に与える影響

演題番号 : P-3-022

石垣 秀記:1、黒澤 美緒:1、本橋 由香:1、佐藤 敏夫:1、川島 徳道:1、吉川 学:2、阿岸 鉄三:2

1:桐蔭横浜大学 医用工学部臨床工学科、2:ふれあい町田ホスピタル

 

【目的】DLC使用時の脱血不良の改善を目的として行われる逆接続は、再循環発生のために順接続に対し透析効率が低下する。しかし、我々の経験では順接続と比較して透析効率に大きな差が見られない症例も確認され、その際のDLC使用環境に対して詳細に検討した報告は少ない。今回我々は、その原因の一つとしてDLC下流側圧力が再循環率に与える影響について定量的に検討した。 【方法】シングルパス方式を採用した模擬透析システムを構築し、設定条件として、脱血流量・静脈血流量を一定に維持した上で、DLC下流側の模擬血管をクランプで狭窄することによって下流側圧力を変化させた時の再循環率を測定した。再循環率は、ダイアライザ上流及び下流における模擬血液溶液の吸光度を分光光度計で測定し、校正曲線からそれぞれの濃度を求めて算出した。測定は順接続及び逆接続で行った。 【結果と考察】DLC下流側圧力の上昇に伴い、順接続及び逆接続の両方で再循環率の上昇が見られた。

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