演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

高齢透析患者の透析抜針事故防止に関する取り組み

演題番号 : P-2-350

只 重喜:1、木下 律子:1、福田 公恵:1、村上 直美:1、沖野 功次:1、片岡 浩:2、小野 利彦:2

1:桃仁会クリニック 看護部、2:桃仁会病院

 

【目的】高齢透析患者の透析抜針事故防止に関する取り組みについて評価する。【方法】2007年1月~2010年末までに当施設で血液透析を施行した、高齢透析患者229名(認知症患者含む)において透析抜針調査を行う。 【結果】抜針総件数は2007年が8件、抑制とシーネ固定を増した2008年が6件、さらに2009年は5件に減少した。2010年は約半数の患者に透湿、防水フィルムで穿刺部位を保護したが、抜針件数は5件(使用者2件、非使用者3件)で、いずれも自己抜針であった。抜針の内訳では、自己抜針よりも自然抜針の減少が極めて大きかった。尚、治療を要する抜針事故は顕著に減少した。【結論】透析抜針事故防止には針や血液回路の固定性を向上させることが重要である。しかし、認知症のある患者ではいくら強固な固定、保護と抑制を行っても、監視も合わせて実施しない限り効果は発揮出来ない。実行性のある監視体制の構築と運用が必要である。

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