演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析室の感染予防対策についての一考察~多剤耐性アシネトバクター感染拡大予防対策を経験して~

演題番号 : P-2-346

辻井 しず:1、加藤 政雄:1、村上 和隆:2、湯澤 由紀夫:2

1:藤田保健衛生大学病院 血液浄化センター、2:藤田保健衛生大学病院 腎内科

 

【目的】透析室における多剤耐性アシネトバクター感染予防対策を振り返り、今後の感染予防策について考察する。 【方法】多剤耐性アシネトバクターが透析患者から検出され、感染予防対策を講じた対応を振り返る。 【結果】透析患者の発生は2例であった。1例目のHDは個室で看護師、臨床工学士を固定し行った。また環境整備を強化し、感染予防対策の勉強会を実施した。2例目は接触感染予防策を講じ透析室内でHDを行った。 患者退院後も環境整備を継続、保菌患者の収容病棟の入院患者は、他と混在しないようゾーンニングしベッドを固定した。これを7ヶ月継続し新規発生はなかった。 【まとめ】多剤耐性アシネトバクターの拡大を防ぐ為対策を講じたが、前例や基準がなく手探りの対策であった。今回、困難と思われたゾーンニングをスタッフ一丸となり実施した。感染予防対策は初動の迅速さと困難に取り組む姿勢が重要と考える。

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