演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

疥癬アウトブレイクの対応

演題番号 : P-2-345

谷口 弘美:1

1:東葛クリニック病院 看護部

 

【はじめに】2010年9月に疥癬のアウトブレイクを経験した。今回の事例を通し感染拡大防止について報告する。【経過】2010年9月24日に1例目が発生、1週間で延べ患者数が7人に増加。2週目に延べ10人とピークとなった。9月27日緊急感染対策委員会開催。個室への隔離と集団隔離(コホート)接触感染対策の徹底をはかり、個人用のベッドで透析を行い、10月8日に全職員へ疥癬について勉強会を開催した。【結果】疥癬の潜伏期間は1~2か月と言われ感染源の特定はできなかった。共通点としては特浴と長期入院、入院歴があるであった。職員は予防内服を行ったものが3人、疥癬の診断はされなかった。患者家族への二次感染が疑われたものは2症例であったが疥癬の診断はされなかった。透析室における接触感染対策の徹底、特浴の体制変更、毎日のケア、シーツ・寝衣交換を実施。その結果、1ヶ月弱で終息することができた。【結論】集団発生時の対応として1.対策委員会の召集と責任者を決める2.職員への周知と啓発3.感染源を見つける4.感染範囲を明確にする5.疥癬の病型に応じた適切な対応6.評価が重要である。

前へ戻る