演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

集学的治療が奏功した重症下肢虚血の維持透析患者の一例

演題番号 : P-2-287

鶴田 美代子:1、若林 正則:1、伊藤 知恵子:1

1:望星第一クリニック 看護科

 

【症例】症例は60歳代男性。糖尿病性腎症による腎不全にてHXX年9月血液透析導入。以後当院外来維持透析中だったが4年後10月に右第2趾潰瘍形成、疼痛を訴え次第に歩行困難となりSPP30mmHg未満にて重症下肢虚血と診断し入院。血管造影にて浅大腿動脈閉塞、膝下3分岐以下の多発狭窄、閉塞が認められ末梢血流は減少していた。浅大腿動脈の閉塞が下肢虚血に大きく関わっていると考えられ、大腿動脈―膝窩(膝上)動脈バイパス術を予定するも感染コントロールがつかない為、自家静脈バイパス予定とした。エコー上、大伏在静脈は細径静脈であり、頻回穿刺で荒廃みられ、術前日より外シャント作成する事により流体力学的に狭窄の有無を評価し、高度血流による血管の拡張を期待した。その後バイパス術・第2趾切断術施行。創の回復までの術後の血液浄化を含めた集学的治療で良好な経過を経た。

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