演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析治療に対する患者意識の変化について ~フットケアで行動変容を認めた1症例~

演題番号 : P-2-284

佐川 壱子:1、大林 望美:1、北川 洋子:1、古川 尚子:1、田中 正義:1、浜 幸美:1、永作 大輔:2

1:(医)友仁会友仁山崎病院 透析センター、2:(医)友仁会友仁山崎病院 内科

 

【はじめに】当院でも足病変を合併している透析者が多く,定期的にフットチェックを行っている。今回フットケアに移行した透析者で透析治療への行動変容を認めたので報告する。 【症例】70歳代男性。HXX年6月透析導入。同年7月当院で維持透析を開始したが,透析治療に対し不満の訴えが多かった。 【経過】白癬と皮膚色不良を認めフットチェックで対応した。足背動脈触知不良と皮膚乾燥のため炭酸泉浴を勧めたが拒否,4年後7月より透析時に足浴と爪切りのフットケアを開始した。フットケアを継続し皮膚乾燥の改善を認めると同時に感謝の言葉が聞かれるようになった。また,透析治療に関心をもつようになり体重増加が減少してきた。 【考察】フットケアの開始は透析者の行動変容のきっかけとなった。これは,皮膚症状が改善したという成功体験したことにより自己効力感が高まったと考えられる。 【結語】フットケアによる成功体験は透析者の行動変容に影響した。

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