演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

シャント部血管破裂時の救急対策

演題番号 : P-2-265

澤村 直樹:1、加藤 律子:1、上原 りよ子:1、赤嶺 正樹:1、大浦 孝:1

1:(医)十全会おおうらクリニック 腎臓リウマチ科

 

【目的】今回、突発的に血管破裂が発生したが、同伴者の機転と救急センターでの応急処置により止血し、その後、シャント再建した症例を報告する。 【対象】症例は60歳代、男性、透析歴9年11ヵ月。当日は透析開始前にシャント肢の腫脹、発赤、疼痛を認め、シャント感染疑い、穿刺部を考慮し、透析を開始する。その日は通常の透析を終了し、帰宅した。翌日、悪寒戦慄、発熱あり救急センター受診。待合室にて待機中にシャント部に掻痒感あり、手指にて掻把した後、大出血した。(御本人の供述) 【結果】同伴者が駆け寄り、応急処置として4本の指で出血部及び、前後の血管ルートを圧迫止血。その後、外科医に委ねた。外科医はその場で止血、血管結紮を施行した。救急処置後、間を置いて新シャント再建となった。その後、穿刺困難や脱血不良はない。 【考察】皮下に深在する穿刺部感染巣(膿瘍)が拡張、浸透しつつ血管壁を浸蝕し、破裂し、大出血に至ったものと考える。

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