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開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液(CP)の臨床効果の検証 -多人数(900名)12~19ヵ月間での検討(第2報)-

演題番号 : P-2-173

内野 順司:1、正井 基之:2、吉田 豊彦:2

1:みはま病院 ME部、2:みはま病院

 

【背景と目的】昨年CPは多人数透析でもアシドーシス改善を主とする種々の効果がある可能性を報告した。今回、更に観察期間を延長し当グループの6透析ユニットでの成績を検証した。 対象及び期間:透析患者900名、12~19ヶ月間 【方法】キンダリーAF2P、2Eを使用中の対象をCPへ変更し、前後の変化を検討した。検討項目は貧血関連、MBD関連、栄養関連、QOL(SF-36)、溶質除去特性、生体適合性及び透析液pH、HCO3 【結果】変更後、貧血関連は低Ferritin値(30~60ng/mL)でHgbの維持が実現できたがESA製剤の使用量は増加した。MBD関連では薬剤変更と合わせた高PTH症例と低PTH症例の改善効果、Ca、Pi、Mg等の特徴的な変化を観察した。また透析液pH、HCO3は各社CDDSによって特異値を示し管理の重要性が示唆された。 【結論】CPは濃度の厳重な管理、臨床dataの十分な観察と適切な薬剤の処方が必要である。しかしこれらのコントロールを適切に行うとアシドーシス改善を主とする従来とは別次元の維持透析を行える可能性がある。

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