演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸重曹透析液(CAB)における透析装置・粉末溶解装置の金属腐食への対応

演題番号 : P-2-166

新井 康介:1、高橋 知裕:1、中久 佳鴻:1、柴田 浩明:1、加藤 幸男:1、佐藤 正暢:1、芝本 隆:1

1:(医)秀和会秀和綜合病院 臨床工学部

 

【目的】1:CABのA原液と金属腐食は既に本学会で報告してきた。今回はA原液の金属腐食対策を総括した。【方法】CABのA原液中に装置部品を漬け金属溶出を6ヶ月間観察した(対象にキンダリーAF:KAF)。2:A原液(液、粉末)中にSUS329J4Lを漬け、金属溶出をSUS316と比較した。3:透析装置でA原液と金属部品の接液部位を調査した。4:CAB対応の粉末溶解装置(AHI-JP)A粉末ホッパーの腐食を観察した。【結果】1:CAB、KAFでの金属溶出は同程度だった。2:SUS329J4Lの金属溶出はSUS316に比し低値だった。3:個人用装置ではA原液に接する金属部品はなかった。4:CAB改良型はホッパー内に僅かな腐食とブドウ糖固着を認め、室温25℃、湿度40%の環境維持で防止できた。【総括】粉末溶解装置は改良の余地を残すが現状では環境整備とメンテナンスで対応できる。CABと透析装置・粉末溶解装置は適合する。

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