演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者でのインターフェロン投与によるHCV-RNA定量(TaqManPCR法)の変化(臨床検査の立場から)

演題番号 : P-2-146

塩川 幸人:1、須藤 祐司:2、高橋 郁夫:2、向山 剛生:2、土屋 貴彦:2、浮谷 章子:3、千葉 康雄:4

1:嬉泉病院 臨床検査科、2:嬉泉病院 内科、3:嬉泉病院 看護部、4:嬉泉病院 臨床工学科

 

【目的】 昨年当院でもHCVによるHCC(肝細胞癌)が発生し、透析患者を一例失った。そこでHCV-RNA陽性者に対しIFN投与を開始。IFN-βとPEG-IFNを投与した症例のHCV-RNA定量の変化を提示する。  【方法】 H21年7月よりHCV-RNA陽性者に対してIFN-β(600万U~300万U)を4例に投与、毎透析時に生食100mlに溶解し点滴静注した。また1例にPEG-IFN(180mg)皮下注を投与。IFN-βの1症例には途中よりPEG-IFNに変更。定期的にHCV-RNA定量を測定した。  【結果】 5例中3例はウィルス量の陰性化(SVR)が著効、1例は効果なし、1例は低下した。 副作用は発熱、食欲低下などであったが投与開始より時間が経つに連れ消失した。  【考察】 当学会ではPEG-IFNの単独療法が推奨されているがIFN-βでも良好な結果を示した。しかし、genotype-1の高ウィルス量の症例では血小板数も少ないことから300万Uの投与をせざるを得なかった為、効果がなかった。次回PEG-IFNを投与予定である。

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