演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

クリオグロブリン血管炎を伴ったHCV陽性透析患者の1例と多施設調査

演題番号 : P-2-143

水野 真一:1、石山 勝也:1、木村 朋由:1、中山 恵輔:2、田熊 淑男:1、佐藤 壽伸:1

1:仙台社会保険病院 腎センター、2:東北大学病院 血液浄化部

 

【症例】透析歴30年の60歳代男性.15年前にHCV(type2b)感染を指摘されており,3年前に不明熱を契機に,クリオグロブリン血管炎(Cryo)が判明し,PSLが開始されていた.今回,両下肢の紫斑を主訴に入院.皮膚生検でCryoが原因と判明し,クリオフィルトレーション(CF)とPSL投与に加え,Peg-IFN療法を導入した.CFおよびPSL投与により紫斑は速やかに消失し,ウイルス量の低下を認め,その後の再発もない. HCV透析患者のガイドライン案では,Cryoについての言及はされていない.しかし,その対策は重要であり,94名のHCV透析患者におけるCryoと各種自他覚所見,イベント発症との関連調査の結果を加えて報告する.

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